パチプロ上谷清志が養子あっせん事業で逮捕される

上谷清志

現役パチプロ清志として活動していた上谷清志逮捕されたようです。

事件の経緯や上谷清志という人物について解説しています。

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事件の概要

児童福祉法違反の疑いで逮捕されたのは、民間団体「赤ちゃんの未来を救う会」の元役員・上谷清志容疑者と伊勢田裕容疑者。警察によると、上谷容疑者らは、去年、東京都内の夫婦から営利目的で現金を受け取り、養子縁組をあっせんした疑いが持たれている。

上谷容疑者は逮捕前、日本テレビの取材に次のように主張していた。―「福祉は重要な仕事ですと。しかしお金はもらってはいけませんでは、これはそもそもバランスがおかしい。営利目的禁止というのがそもそもおかしい」

県によると、2人は「今100万円払えば養子縁組を優先的にあっせんする」などと持ちかけ、計225万円を支払わせていたという。その後、神奈川県内の女性が出産した男の子を引き渡していて、警察は詳しい経緯を調べることにしている。

yahooニュースより

養子引き取りは国に申し込むと倍率が非常に高く、20倍近くにもなるとのこと。

そこに目を付けて「赤ちゃんの未来を救う会」というNPO法人を立ち上げ、養子あっせん事業を開始し、営利目的で現金を受け取ったことが原因で逮捕されたようです。

2016年6月頃に男児を出産した神奈川県内の母親から東京都内の50代の夫婦が男児を引き取りました。

しかし、救う会の不誠実な対応に不信感を抱いた実母が自分で育てようと同意を撤回し、男児は母親に戻されました。

救う会は「今100万円払えば養子縁組を優先的にあっせんする」といい、夫婦から100万円を受け取り、母親が出産した直後に再び夫婦から125万円を受け取っていて、計225万円を支払わさせているようです。

最終的にお金を返したのかは分かりませんが、不適切なあっせんによって養子を引き受けられなかったとして、救う会側に慰謝料などを求めて提訴し、係争中だそうです。

児童福祉法では営利目的のあっせんを禁じていて、養子縁組希望者から受け取ることが出来るのは、交通費、通信費等に要する実費またはそれ以下の額と決められています。

225万円という金額は明らかに実費以上の金額です。

逮捕されるのは当然といえるでしょう。

全国には他にも同様の事業を行っている団体がありますが、営利目的として逮捕されるのは今回が初めてのケースとのことです。

上谷清志とは?

uetanikiyoshi2

名前上谷清志
通称現役パチプロ清志
生年月日1981年3月17日
職業赤ちゃんの未来を救う会元理事
合同会社ゼロ代表
パチンココンサル
アフィリエイトコンサル
婚活サイト運営
出身地福岡県北九州市

通称「現役パチプロ清志」として2012年ごろからyoutubeで主にパチンコ・パチスロの勝ち方などを配信し始めます。

そして「清志塾」という有料塾を開始。

その後も、

  • 街コンサイト運営
  • 婚活サイト運営
  • 転売事業のノウハウ商材の販売

などといった事業を展開していきます。

しかし、ことごとく失敗していたようですね。

清志塾について

清志塾

清志塾とは、パチンコパチスロ、インターネットビジネスを教えるといった旨の有料塾です。

コースが幾つかあり、

  • スタンダードコース……3万円
  • ゴールドコース……10万円
  • プラチナコース……20万円
  • 伝説コース……30万円

といった価格設定だったと思います。

金額が上がるほどにサポート内容が増えていくといった感じです。

実は私も元清志塾生でした。

パチンコやパチスロの勝ち方ではなく、インターネットビジネスのノウハウを目当てに入塾しました。

塾に入った感想は…

  • 情報が薄すぎる
  • そもそもノウハウが間違っている

など、私は満足できませんでした。

累計300人以上の塾生が居たようですが、清志塾をきっかけにインターネットビジネスで稼げるようになった人間は0と言っても過言ではないでしょう。

パチンコ・パチスロに関しては正しいことを言っていたんですがね……。

上谷清志の性格・人物像

清志さんには実際にお会いしたことが何度かあります。

見た目はかなり怪しいですが、話してみると表裏が無いというか、嘘を付いたりするような人じゃないんですよね。

ましてや人から金を騙し取るようには思えません。

清志塾の内容は不満でしたが、人柄はそこまで悪くなかったと思います。

伊勢谷裕とは?

伊勢田裕

伊勢谷裕は、上谷清志と同時に逮捕された元代表理事の方です。

過去には上谷清志とは転売事業のノウハウの商材を共同開発し、販売していました。

「せどり日本代表コンコン」という名前でyoutube上で、せどり(転売)の情報を配信するなどの活動も行っていました。

そういった経緯で繋がり、今回の養子斡旋事業も共同で行っていたと思われます。

あとがき

養子縁組希望者の条件って、子どもが成人したときに60歳以下とかかなり厳しいらしいんですよね。

なので基本的にお金がある老夫婦が引き取るとか出来ないみたいなんです。

産みの親が育てられないのってほぼ全て金銭的な問題なんで、それならお金がある人に引き取って貰った方が間違いなく幸せになれるでしょう。

そう考えると、赤ちゃんの未来を救う会がしていたことはありなんじゃないかという考えも出来ます。

しかし、これを認めてしまうと営利目的で人身売買をする輩が出てきてしまうのは間違いないでしょう。

そのために法律が定められている訳ですからね。

そんなことも分からなかったのでしょうか…^^;

コメント

  1. […] 現役パチプロ清志こと上谷清志さんが養子縁組の斡旋業務で報酬を得たとして逮捕されていた様です(・・;) 養子縁組で報酬を得る事は人身売買になるとかで違法行為らしいです。 知 […]

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